私がWordpress(ワードプレス)に出会ったのは、6年前で2011年からの付き合いとなります。
当時はまだまだウェブについても知識は少なく、静的なHTMLやCSSを元にカタカタ作っていて、1つのサイトを作るのにとても時間がかかっていたのを覚えています。
またinclusedなどの処理を完全に無視した作りだったので、出来上がったサイトは下層ページのリンクは繋がっていないわ、ディレクトリ指定の違いで画像は表示されないわでもうどこから手をつけていいのかというくらいひどいものでした。
ちなみにその時はまだガラケーがまだまだ現役でPCサイト、スマホサイト、モバイルサイトを制作しておりました。そしてウェブデザイナー泣かせとして名高いインターネットエクスプローラ8も幅を利かせており、今のようにぐわんぐわん動きを入れてしまうと全く動かないなんてことはよくありました。。。
『こんなにサイト制作は難しいのか』と途方に暮れていた時いろいろ調べていたところに見つけたのが、Wordpress(ワードプレス)でした。
6年前はCMS(コンテンツマネジメントシステム)という言葉が自体がまだまだメジャーではなくWordpress(ワードプレス)の利用者数は少なくではなかったです。もしかすると私の周りの制作会社だけかもしれませんが。。。
そんなわけで出会ったWordpress(ワードプレス)。
多分『これからの時代はWordpress(ワードプレス)だ!』という安易な記事タイトルに引かれ読んだんだと思います。
あの頃は今のようにどのサーバーもワンクリックでWordpressインストールなどはできるはずもなく、Wordpressのインストール方法のサイトを見ながらデータベースの制作からFTPでのアップロード、そしてデータベースとのつなぎこみとインストールするだけなのにとてもややこしかったのを覚えています。
WordPressをインストールし驚いたこと
WordPressをインストールし驚いたことはいくつもあります。
・ヘッダー、フッター、サイドバー、コンテンツなどなどすべて分かれているのでディレクトリを気にせず制作できる
・デザインフォーマット(テーマ)という概念があり、デザインを着せ替えできる。
・サイトマップを自動で送信できる機能を追加できる
・お問い合わせフォームを追加できる。また簡単に内容変更できる。
などなど従来HTMLしか触っていない私にとっては青天の霹靂でした。
ノンプログラマーでもなんでも出来てしまう革新性
今さら革新性も何もないのですが、
Wordpressにはテンプレートタグというものがあり、決まった情報を入力するだけで日付の取得や過去に書いた記事の呼び出し、
ニュース一覧の作成などあげればきりがないほどなんでも出来てしまいます。
またプラグインという、WordPressの機能を拡張するためのツールがあります。
そこには世界中のプログラマーが作ったプラグインが山のようにあります。
プラグインと一言で言っても、お問い合わせフォームやサイトマップの作成や管理画面を使いやすくするものだったり、
本当にさまざまあります。
ただ、だれでも制作可能なため、品質の良いもの、悪いものがあります。
これはまた別記事で弊社が培ったノウハウで選びに選んだ良質プラグインを紹介する場を設けたいと思います。
ノンプログラマーな私でもWordpressテンプレートタグやプラグインのおかげで、
いろいろな事を試せましたし、クライアントの要望に応えることができました。
WordPressの創始者に会う
そして、2014年にWordpressの創始者であるマット・マレンウェッグに会うことができました。
雲の上のような人なのですが、ものすごい気さくな方で驚き。
講演に入るとWordpressのスマホ最適化など未来を見据えたビジョンを語っていました。
今でこそメジャーになりつつあるAMP設定ですが、そのころからすでに彼の頭の中ではイメージされていたのではと今になって思います。
今後のWordpressについて
今や世界のウェブサイトの3割がWordpressで作られております。
Wordpressの次をいく次世代CMSが発表されては消えており、まだまだこのシェアの崩れはしないでしょう。
弊社でも8割がWordpressでの制作案件となっております。
今後はいちウェブ制作会社としてWordpressを利用しよりよいご提案ができるように尽力をしたいと考えておりますのでどうぞよろしくお願いします。